環(たまき)金継ぎのかたりべ(漆和紙ver.)

日置美緒

本書は、漆芸家の日置美緒がものづくり、工芸、金継ぎ、そして自然と人とのつながりに焦点を当て、特に金継ぎについて詳しく紐解いていきます。後半では、金継ぎや漆に興味を持ち、学びたい方々に向けて、金継ぎの手法、漆の特徴、使用する道具や材料について詳しく解説しています。装丁は、京都の職人がひとつひとつ手作業で仕上げた美しい和装本の折本です。さらに、手漉きで制作された黒谷和紙には、日置美緒が手塗りで漆を重ね、独特の表情で染め上げた漆和紙を使用しており、これが表紙に仕立てられた限定版となっています。

仕様/装丁:黒谷和紙に漆手塗り、ジャバラ折製本

日置美緒(へき みお)
京都市立芸術大学卒業。国宝や重要文化財など、歴史的な建築や仏像、古美術の修復工房で修復師として活動した後、独立。舞踊家の身体を飾る漆装飾、独創的な美術、海外の著名な芸術家との舞台創作も手がける。2015年よりパリ、アムステルダム、マーストリヒト、マドリードなど、世界主要都市で展示および金継ぎと漆のワークショップを開催。花椿、フィガロジャポン、NHK WORLDなどにも出演。著書には「環(たまき)金継ぎのかたりべ」(日英版)。また、京都にて「Atelier hifumi」を主宰し、『伝統を超えた美しさ』をテーマに茶道具や陶磁器の金継ぎ、漆塗り装飾、ジュエリーを創作している。https://www.hifumi-kyo.com

環(たまき)金継ぎのかたりべ(漆和紙ver.)
環(たまき)金継ぎのかたりべ(漆和紙ver.)
環(たまき)金継ぎのかたりべ(漆和紙ver.)
環(たまき)金継ぎのかたりべ(漆和紙ver.)